いぬやしき実写、評価とストーリーをネタバレで。佐藤健の乳首が?

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巷で話題の「いぬやしき」、その実写版ですが、仕上がりはどうなんでしょうか。

異色コミックの映画化に挑んだ「いぬやしき」をご紹介。

最も評判いいであろう俳優、佐藤健と、ちょっと異色な配役で木梨憲武がぶつかります。

いぬやしき(実写)のストーリーは?

謎の事故で機械の身体に変化してしまい、人知を超える能力を使えるようになった佐藤健と木梨憲武。

家庭では居場所がないおじさんサラリーマン、犬屋敷を演じる木梨憲武と、

母子家庭の美男子高校生、獅子神を演じる佐藤健のパートが、まあ基本的には交互に語られます。

謎の事故の原因や超能力の由来に関しては原作でも明かされていません。

なので、基本的には佐藤健と木梨憲武の物語です。

機械の身体、つまり人間ではなくなった2人。

犬屋敷は、人たるために、不治の病に侵された患者を救って回ります。

獅子神は、人でなくなったゆえ、絶対的な神になろうとしますが、その過程で道を誤って、国ごと滅ぼそうとする存在となります。

端は同じであったのに、まったく異なってしまった2人。

しかし、この実写版に関しては、上記の対称性がまるっきり描かれていません。

機械の身体の由来はブラックボックスですから、注力して描くべきは主役二人の思想や人間性ですが、まったく描かず、戦闘シーンを成り立たせるつじつま合わせにしかなっていません。

原作には、獅子神は、人たる感覚を得るために、人をあやめるようなシーンもあります。

原作には、犬屋敷が、不治の病を治していることなどを知った家族が、戦いに赴く犬屋敷を心配するような描写もあります。

別にどんなシーンでも、原作にあってもなくてもいいのですが、この二人の思想や性格をかたちづくるシーンがありません。

例えば、実写映画のクライマックスで、犬屋敷は獅子神から、重傷の娘を助けだします。

しかし、犬屋敷という人物は家庭内で居場所がありません。尊敬するに足る人物だと家族に思われるのは、機械の身体になったからではありません。不死の患者たちを回復させたからです。

いつのまにか機械の体になっていた父が、いきなり襲ってきた脅威を退けても、娘は「なんで?」となるだけのはずで、原作にあったような犬屋敷個人、または家族関係の変化が何もありません。

ちなみに、娘が漫画家を目指しているというくだりは、原作と違ってほとんど意味をなしていません。

ストーリーのまずさはこの映画でもっとも良くない点だと思います。

いぬやしき(実写)の佐藤健

横顔に近いアングルで、一方から強い光が当たるようなカットになると、ふと思います。

佐藤健さんはとても美しい顔立ちですが、高校生には見えない。と。

実年齢を考えてもさすがに無理があったようです。

一方、よく鍛えられた上半身や、木梨さんとビルの屋上で対峙するときの立ち姿など、本当にほれぼれするようなカッコよさがありますね。

いぬやしき(実写)のCGは?

東京上空での空中戦がクライマックスです。佐藤健さんと、木梨憲武さんが、改造された機械のカラダのロケットを使って飛び回ります。

トンネルを高速で通過したり、ビルの合間をすり抜けたりするシーンは素晴らしいですね。

一方で、飛行中の俳優のアップのシーンになると、少し違和感が感じられます。高速で移動しながら2人が絡み合って飛行するシーンは素晴らしいのですが。

戦闘中の爆発も遠景でビルを直撃したり、空中で無数の爆発が起こるようなシーンは迫力があります。ですが中距離でビルが爆発して構造材が剥がれ落ちるようなシーンは明らかに違和感があります。

いぬやしき(実写)の脚本・演出は?


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これはかなり良くないです。まずい箇所が多すぎます。

例えば、改造された木梨憲武さんが朝、目覚めるシーン。

改造されて視力があがり、メガネがいらなくなっている、というシーンです。映像だけでじゅうぶん表現できるようなシーンですが、セリフで喋ってしまってます。ひとりごとにしては説明的過ぎて、シーンに没入できません。

同じように、病人を回復させて、そこから立ち去るシーン。

満足な笑顔で歩いてますから、それでじゅうぶんです。なのに、「僕が治したんだ」というドえらい説明的なセリフをしゃべらせています。

獅子神が警察の特殊部隊に攻撃されるシーンもまずいですね。

突入装備の約10人がいつのまにか部屋にいるのも、民間人の負傷も辞さずに一斉射撃するなどはかなり無理を感じます。実写だと、当然、一般的な風景に近づくわけですから、原作と多少異なっても、もう少し不自然さを減らすような描写の方がいいと思います。

そして、獅子神の友人、チョッコー(直行)を演じる本郷奏多さん。

とてもいい感じだと思います。原作の絵柄の清潔感と、少し特徴ある表情がぴったりで、奥 浩哉さんの世界観にすごく向いている役者ではないかと思います。

このチョッコーが、公園で、友人の獅子神を止めてくれと神に願います。それを受信して現れる犬屋敷。そこからこの2人が協力するまでが急すぎますね。ぜんぜん関係性が描けてません。

友人を止めたいチョッコーと、人を救いたい犬屋敷。二人が共通の目的を見出す、ということを全く描いてません。

そして機械の身体は塩分に弱く、摂取すると排出のために挙動が鈍くなる、という欠点を加えています。ラスト、獅子神が水に見せかけたスポーツドリンクを摂取することで、犬屋敷に逆転の機会が訪れるというくだりがありますが、これまた意味がない。

トリックをしかけるキャラクターではないチョッコーと犬屋敷ですし、ラベルがはりかえてあったというのも厳しい。

そしてスポーツドリンクが排出されるのは宇宙空間ですが、せめて液体が玉になって飛び散るくらいの見せ方はしてほしいです。ふつうに重力下で炭酸水が噴き出すような描写でした。

いぬやしき(実写)の評価は?

CGと佐藤健さんの美しさは堪能できる映画だと思います。

高い評価を勝ち得る映画になる可能性は低いと思います。

佐藤健の乳首が黒い

佐藤健さん、クライマックスでは上半身裸なんですが、乳首の大きさと色の濃さは特筆すべきものがありますね。なにげに、話題になるポイントではないかと思っていますが、どうでしょう。

これはメイキングのものですが、いや、映画では照明とかも関係あるんでしょうけど、すっごい黒いんですよ。

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