平昌五輪のコース設計の斜度や、雪の硬さについて五輪選手の評価。

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平昌(ピョンチャン)冬季五輪のアルペン競技コースを試験滑走した五輪メダリストが一抹の不安を指摘しています。

オリンピックの競技スキーというのはいわば花形。ヨーロッパではスキーは国技ですから、注目度は半端じゃありません。
ヨーロッパの選手は国の期待を一身に背負う存在で、トレーニングも実力も並外れです。

どんな選手が指摘したんでしょうか。

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平昌オリンピックのダウンヒルコースはゆるい?斜度は?

それはソチ五輪男子滑降銀メダリストのクリストフ・インナーホッファー。

「ダウンヒルでは時速130~160キロのスピードで滑る。

しかし平昌のコースでは96キロしか出ない」

ダウンヒルはスピードがいちばん出る種目です。

生身の人間が出せるスピードとしては最高クラスであり、だからこそ熱狂されるんですね。

その選手が斜度を懸念するのは当然です。

いわく、
「角度が不十分で雪も軟らかすぎる」だったそうで。

平昌ダウンヒルコースの設計

韓国で初めて造成されたダウンヒルコースは、おおかたの選手には好評だったそうです。

ソチ五輪のスピード系2種目で金、銅のメダルを得たヤンスルードは「大きなジャンプがたくさんあって、いいカーブが続く。素晴らしいコース」と絶賛。

全長は2857メートル、ソチは3495メートルでしたから短めです。

細かな起伏やカーブも随所に設置され、最後までボディコントロールを要求します。

コースを設計したルッシ氏いわく、

「世界一流水準。斜面は変化だらけでダレ場がない。テクニシャン向き」と説明。

ざっくり言うと、カーブや起伏が少ないと、体格や体重の要素が大きくなります。

長さはともかく、カーブや起伏はオリンピックにふさわしいかどうかと考えた時に重要な要素です。

気温事態は低いので、うまく天気がはまれば、かたいコースが維持できるかもしれません。

そして、スキーはダウンヒルだけではありません。

平昌オリンピックでのスキーコース

ダウンヒルは、ほぼまっすぐ滑りますが、カーブの半径がもっと小さい種目があります。

いちばん小さいのはスラロームですね。

次にカーブ半径が大きいのがジャイアントスラローム。

ソチ五輪の男子大回転を制した選手は「条件はいい。雪質も光の具合も良好で、いい滑りができると思う」とコメント。

「コースがゆっくりに感じるのは彼らがスピード好きだから。人によって好き好きだと思う。試合には十分だ」だったそうです。

角度はともかく、斜面のかたさは期間中の整備がいちばん大事です。

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ヨーロッパの選手は氷河で練習してますから、基本的にはスケートリンクみたいなもので、ゲレンデではありません。

競技の公平性を保つとともに、オリンピックにふさわしい難易度を確保するためでもあります。

コース整備の経験はヨーロッパにはるかに劣るでしょうから、なんとか情報を集めてコース整備につとめてほしいものですね。

そり競技のコースにヒビ?ボブスレー、スケルトン、リュージュなどに暗雲

そり競技会場として使用されるスライディングセンターに不備が発見されたこともありました。

トラックの氷が部分的に溶けてひびが入り、練習続行ができなくなったことがありました。

韓国代表チームは練習量確保のため海外へ。

国際オリンピック委員会(IOC)は、氷のゆるさの問題点を指摘していました。

均一でない氷面は、時速130~150キロで滑走するそり競技では非常に危険で命にも関わる大問題です。

韓国ネットユーザー間でも平昌五輪で「準備が進んでいない」という声が多数。

IOCの事前承認が延期され、コースは使用できなくなったのは評判的にもよくありませんね。

もちろん韓国チームにも打撃です。

ボブスレー、スケルトン、リュージュの3種目ではいい成績を残し、メダルも獲得していただけに、目算がおかしくなるのは残念です。

トレーニングとしては、ボブスレーは650回程度の本数を消化する予定だったはずが、160回程度の練習走行が不可能になったことで、コメントとしては、「メダルを取る確率が100%とするなら、今は80%程度」というものでした。

ちなみにカナダで行われたボブスレーのワールドカップ男子2人乗りで、韓国はスイスと同タイムでアジア勢初の優勝を達成しています。

それから平昌五輪で金メダル候補期待がかけられているわけですね。

だからこそコースの不備に対するがっかり感は地元からしたら大きいです。

これらの見過ごせない事態に韓国ネットユーザーは

「税金を無駄遣いするべきではない」
「オリンピックの開催資格を返上すべき」
「平昌五輪は成功しないだろう」

などと根強い不満の声が上がっていました。

もう開催は目前に迫っています。

スキーのコースと違い、そり競技のコース不備は非常に危険です。

きっちりと整備をして、ぜひとも素晴らしいオリンピック環境を準備してもらいたいものですね。

ピョンチャン五輪、現在のコース状況

2月9日の平昌五輪開会式まで30日であと10日。

冬季五輪は開幕が秒読みです。

スキー競技の舞台となる会場周辺は、積雪が少ないそうです。

ジャンプなどの会場周辺の道路はアスファルトの路面がむき出し。

平昌の寒さは厳しいですが降雪量は少なかったため、人工雪で雪不足を賄っています。

五輪組織委員会の関係者は

「今シーズンは気温が低いので、人工雪が溶けずに済んだ。1月末の完成を目指していたコースの造成はほぼ終わった」

と力強くコメントしています。

滑降などのアルペンスキー会場となる旌善アルペンセンターでは新たに貯水池を用意し、毎日一定量の水を引き上げて人工雪を降らせています。

組織委関係者は「韓国のスキー場が雪をつくる技術は非常に優秀。テスト大会でも各国の選手が雪質に満足していた」と自信を持って語ります。

コースに一抹の不安はありますが、施設などの建築は予定通りだそうです。



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